アルメニアを代表する白ワイン用品種です。ヴァヨッツゾール地方を原産としますが、アララト盆地北部のアラガツォトゥン地方でも栽培されます。フレッシュながら口当たりが柔らかく、豊かな果実感と酸を併せ持ち、余韻はスムーズなのが特徴です。ブレンドされることは少なく、しばしば樽熟成され、総じて上品な味わいとなります。大衆的なワインに使われるカングンに対し、ヴォスケハットは比較的上級のワインに使われる傾向にあります。