ハフパット修道院
Haghpat Monastery

中心となる聖ニシャン教会はバグラトゥニ朝の時代、アショット3世の王妃ホスロヴァヌイシュにより、二人の息子のために、976年から991年にかけて創設されました。教会の東面には、後に王位を継ぐスムバット2世と、地方政権ロリ王国の創始者となるグルゲンの彫刻が残されています。

12世紀には、ロリ王国のキュリケ3世の王女マリアムにより、聖ニシャン教会の隣に一族の墓所が設けられました。13世紀により大きな拝廊に建て替えられ、内部で教会と接続しています。

教会の反対側にはマテナダランと呼ばれる図書館が設けられ、重要な写本が保管されていました。相次ぐ外敵の襲来に備え、多くの写本は近隣の断崖絶壁にある洞窟に隠されましたが、長い間忘れ去られたといいます。

修道院には13世紀までに、当時の神父によるハマザスプ礼拝堂をはじめ、聖グリゴル教会、アストヴァツァツィン教会、鐘楼、食堂、外壁といった構造物が建設され、現在のような密集した複合施設となりました。

ハグパット修道院は、18世紀の詩人サヤト・ノヴァが晩年を過ごした場所とも言われています。

(2016年8月)
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写真・文 : 田村 公祐

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