原種に近いスーリ種の古木から作られる、オーガニックのエクストラバージンオリーブオイルです。完熟する前に収穫し、コールドプレスで抽出しており、豊富にポリフェノールを含んでいます。濃厚でほどよい辛味が特徴です。
ダルメスは、レバノン南部、デイル・ミーマース村のオリーブオイルメーカーです。創業者であるローズ氏は、不安定な村の経済や、とりわけ困難な立場にある女性に寄与するため、2019年にオリーブオイル事業を立ち上げました。原種に近いとされるスーリ種のみを使用し、農薬や化学肥料を使わず、オーガニック栽培を徹底しています。完熟前に収穫し、コールドプレスで抽出しており、豊富にポリフェノールを含むのが特徴です。高品質なオリーブオイルは各国で高い評価を受け、現在はブランド産地としての、世界的な認知度向上を目指しています。
最も古いオリーブ品種の一つとされています。レバノン南部の港町スール(ティール)に由来し、レバノン、シリア沿岸部、ヨルダン、パレスチナ、イスラエルで栽培されています。 ダルメスのオリーブは、樹齢600年から2,000年以上とされ、農薬や化学肥料を使わず、オーガニックで栽培されています。
実が熟する前、9月下旬から収穫を始めます。収穫されたオリーブの実は、村の熟練した女性たちによって選別されます。
風味を保つため、コールドプレスで抽出しています。生産量は少なくなりますが、その分高品質なオイルに仕上がります。また、時間経過による酸化を防ぐため、濾過することで微粒子を取り除いています。エクストラバージンオリーブオイルの基準は、酸度0.8%以下とされていますが、ダルメスのオリーブオイルは0.14-0.18%と大変低い酸度となっています。
EUでは250mg/kg以上のポリフェノールを含む場合に、高フェノールを標榜することができます。2022年生産のオリーブオイルでは、基準を上回る382mg/kgのポリフェノールが確認されました。オリーブに含まれるポリフェノールには、強い抗酸化作用があり、一般的に動脈硬化やアルツハイマーの予防に良いとされ、毎日スプーン2杯のオリーブオイルを摂取することが推奨されています。
ダルメスのオリーブオイルのラベルには、追跡できるようロット番号が印字されています。