クロ・ド・カナ(Clos de Cana)

クロ・ド・カナは、レバノンの首都ベイルートの東方25km、国土中央を南北に走るレバノン山脈の中腹に位置するワインメーカーです。

ワイナリー周囲の風景 (2017年3月)

歯科医で宝石商、人道支援家でもあったファディ・ジョルジス氏は、1990年まで続いた内戦で去った人々を呼び戻すため、広大な土地を購入して農家の雇用を創出し、収穫されたブドウを買い上げ、2000年よりワインの生産を始めました。

ワイナリーの内部 (2019年9月)

当初はワインコンサルタントを起用していましたが、ファディ氏は観察するうちにその技術を体得し、ほどなく自身でワインを手がけるようになります。

セラーに蔵置されている木樽 (2019年9月)

特に赤ワインの選択肢が幅広く、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーといった主要国際品種、南仏品種のサンソーに加え、レバノンでは珍しいピノ・ノワールや、サッバギーエという極めて希少な土着品種も栽培しています。

オーナーのファディ・ジョルジス氏 (2019年9月)

濃密ながら広がりのある味わいと、角の取れた素朴な質感が特徴で、十分に飲み頃を待ってから商品化しており、年代の経過したワインも良心的な価格で提供しています。

ワイナリーの裏庭は宴会場となっている (2019年9月)

披露宴やディナーパーティが催されている (2019年9月)

ブランド名は、キリストが水をワインに変えた奇跡より命名されました。ワイナリーの建物は結婚式会場になっているほか、ゲストハウスも備えており、来客で賑わっています。

ゲストハウスの内装 (2019年9月)

現在は、業務の一部をご息女のジョアンナ・ジョルジス氏に譲り、「クロ・ド・カナ」から「シャトー・カナ」へとブランドを改め、デザインも大幅に変更されていますが、日本向けには当初のブランドで継続して輸入されています。

写真・文:田村 公祐

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