アルメニア・ワインは、アルメニアの首都エレヴァンの郊外、アラガツォトゥン州サスニク村を拠点とする、アルメニア最大手のワインメーカーです。
共同経営者のムクルティチャン一家とヴァルダニャン一家は、アルメニアのワイン造りの名声を取り戻し、世界での認知度の向上を目標に掲げ、計画を始動しました。2006年に最初のブドウ畑を設立すると、2008年にはアラガツォトゥン州にワイナリーを建設し、2010年より販売を開始しました。
現在ではアラガツォトゥン州、アルマヴィル州、ヴァヨッツ・ゾール州に135ヘクタールのブドウ畑を所有し、うち80ヘクタール以上はオーガニックの畑です。アルメニアの土着品種に加え、アルメニアでは珍しく国際品種も一部栽培しています。
醸造家にはアルメニア人のグリゴル・アレクサニャン氏、総合コンサルタントにはフランス人のジャン・バティスト・スーラ氏、ブランデーとスパークリングワインのコンサルタントには、フランス人のオリヴィエ・シャプト氏、イタリア人のパオロ・ペイラ氏を起用しています。
カジュアルなワインも安定した品質に定評があるほか、ザクロをはじめとしたフルーツワインや、ブランデーも生産しており、低価格帯からプレミアム商品まで、アルメニアで随一の品揃えを誇っています。ブランデー用品種として開発されたカングンをワインに転用した先駆けでもあり、特にその扱いは卓越しています。
晴れた日にはアララト山を見渡せる敷地には、アルメニア特有の赤い凝灰岩が用いられたワイナリーのほか、来客向けのレストランや展示室も備えています。
アルメニアのワイン産業を牽引する企業として、社会的な事業にも尽力しており、私設のワイン博物館の運営や、サスニク村住民に向けた教会の建設にも携わっています。

