シードラは、レバノンの首都ベイルートの郊外を拠点とするシードルメーカーです。
2018年、レバノンの経済に寄与するビジネスを思案していたクリス氏は、レバノン中に溢れる果物としてリンゴに着目し、山岳レバノン県クフール村にシードル工場を設立しました。
小さい、または形が悪いといった理由で規格外となり、市場に流通しないリンゴを農家より買い取り、シードルの原料とすることで、リンゴの廃棄を減らし、農家を支援することを主旨としています。標高1,400mほどに位置し、リンゴの名産地であるブシャーレ地区で購買、保存、プレスまで行い、余った部分は現地で肥料にしています。
2019年には現場責任者となるマーク氏が加入し、ともに試行錯誤を繰り返してきました。甘さと酸味の理想的なバランスを追求するため、辛口には4種類、甘口には3種類のリンゴをブレンドしており、100%レバノン産のリンゴにこだわり、砂糖や香味料は使用せずに製造しています。
創業以来、地道に事業を拡大し、2023年にはベイルート郊外の一回り大きな工場に拠点を移しています。

