カルムラヒュットはアルメニアの赤ワイン用品種で、交配により誕生しました。現地語で「赤い果汁」を意味するように、果肉まで赤みを帯びており、非常に濃い紫色のワインになります。バラのような華やかな香りと裏腹に、濃密なタンニンとスパイシーな味わいを持ち、むしろ野生的な印象と言えます。主にハグタナックやミラグ(カヘット)、ジョージア品種のサペラヴィとブレンドされます。アララト盆地のアラガツォトゥン州で主に栽培されています。